歯科医はライフサポーター 酒田に2つの歯医者さん 五十嵐歯科医院

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将来の予測ができる『OHIS』

あなたの歯周病対策は大丈夫ですか?

ワシントン州立大学歯学部歯周病学科
Roy C. Page元教授

今まで、歯科医院を受診した方の中で歯周病の説明を受けた方も数多くいらっしゃったと思います。しかし、レントゲンや歯周病の検査をもとにその結果を専門的に説明されても、なかなかイメージしにくく、ご自分の口腔内の健康状態が良く把握出来なかったのではないでしょうか。そのため歯周病の治療に対する自分の取り組みに不安や戸惑いを持たれた方もいらっしゃったと思います。

当院ではそんな方々のために『OHIS』(Oral Health Information Suits) を導入し、ご自分の歯周病の状態をより分かり易く数字や色にして説明を行っております。

『OHIS』とは、Roy C. Page(元ワシントン大学歯学部歯周病学教授)をはじめとするアメリカの歯周病専門医グループとPREVISER社が10年をかけて開発した、歯周病のリスク評価を行なうソフトウェアです。  これは蓄積され続ける膨大な疫学データをもとに構築した最新知見に基づく世界基準の【リスク評価】で、アメリカ式リスク検査システムです。

歯周病のリスクを(1~5)・病状を(1~100)の数字にし、また、信号の色と同じように(青or緑)を健康と示し、(赤)は危険な状態にあることを一目でわかりやすい説明を行っております。

『OHIS』は、現在の一時点を見るだけでなく、過去にさかのぼって比較したり、将来の予測もできるなっております。

当院はより分かりやすくリスク判定の説明をし、患者様一人一人にあったセルフケアの方法やメンテナンスの間隔を提案できる事が、患者様ご自身の口腔内への関心が高まり、積極的に行動して頂けるものと考え説明を行っております(保険適応外検査です)

歯周病リスク診断システム(OHIS)は

むし歯と歯周病はそれぞれ細菌感染症であることが分かっているため、細菌の存在が欠かせない条件である一方、患者様の体の感受性も不可欠であることが分かってきています。患者様が健康であるか、疾病があるか、またその他のリスクがあるのかが大きな要因となります。

歯周病はそのリスクと進行には個人差があり、歯周病の発症とその後の進行度も個々に違いがあります。OHISはアメリカ式の歯周病リスク検査システムで、国際的な基準でもあります。

患者様の現在の歯周病リスクから将来の歯周病リスクを予測し、歯周病が悪化する前に本格的に予防を行い、歯周病の進行を最小限にするために開発されたシステムです。

そして今までの歯周病評価は現状で判断するしかありませんでしたが、OHISを使うことにより個々の異なる原因を見つけ出して、今まで分からなかった将来を予測することが可能となります。また、個々に異なるリスクに対して、同一の反応ではなく個々に対応することが可能となります。

OHISで分かること

現在の歯周病の進行度。
がリスクで歯周病は発症・進行しているのか。
将来
にどのぐらい歯周病が進行する可能性があるのか。
将来
、歯周病を進行させないために、どのように対応するとよいか。

どのようにリスクを評価するか

特別な細菌検査などは必要ありません。一般的に行なわれている歯周検査の結果を入力するだけで、リスク評価ができます。

  1. 歯周検査(プロービング・デンタル)と問診で得た情報をOHISに入力します。
  2. OHISはそのデータを、インターネットで米国PREVISER社のデータベースに送信します。
  3. データベースに蓄積された膨大な疫学データをもとに、リスク評価が行なわれます。
  4. (2)から数秒~数分後、評価レポートがインターネット経由で返ってきます

リスク評価レポート

次の4項目についての評価レポートが得られます。
(1) 歯周病リスクの度合い :  1~5
(2) 現在の歯肉の健康状態 : 1~100
(3) 推奨される治療方法
(4) 診断

来院ごとにリスク評価を行なうことで、患者さんの口腔内の健康状態とリスクの変化がグラフで表示されます。

米国より届いたOHIS【リスク評価】表1

米国より届いたOHIS【リスク評価】表2

米国より届いたOHIS【リスク評価】表3

15年後の喪失歯の割合